明日の広告
明日の広告読みました。
著者の佐藤さんとは、一度汐留のミーティングでご一緒したことがあります。
ミーティング冒頭でテレビ中心のプランに警笛を鳴らし、場をピリっとさせたことが強く印象に残っています。
僕がこの本を読んで感銘を受けたのが、
・広告をラブレターに例えた、佐藤さんの例えの巧さ
・コミュニケーションをデザインすることの重要性
・メディアニュートラルであることの必要性
・テレビを見ながらパソコンを開き、気になったワードを検索することを「ツー・ウィンドウズ」って言うんですね
・消費者本位で広告をつくるということ
です。
特に、コミュニケーション・デザインって言葉は知らなかったですが、ご一緒に仕事をしているgroundの高松さんは、まさにコミュニケーションをデザインしている方だな、と思いました。
※先の宣伝会議座談会で、「皆様の職業はなんて呼べばいいのですか?」という質問に対し、みんながうーんと首をかしげていたのが、この言葉で僕はすっきりしました。
僕も、この本を読んだからではないのですが、いつでも何でもメディアありきの考え方には?を感じていました。
僕も、もっと人の領域をばしばし犯して、主張をせねばならんな、と強く感じた次第です。
早速今週提案が2本あるので、実践してみようかな、と思いました。
- 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)/佐藤 尚之
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